『スタンフォード式 最高の睡眠』を読んで
私がこの『スタンフォード式 最高の睡眠』を読むきっかけになったのが、先月ランニングの練習をしていて右脚を痛めたことに始まります。
どうして、ランニングと睡眠が関係あるの?と思われたかもしれませんね。それは、右脚のハムストリングの治療を行いに鍼灸院に行ったとき、先生にアドバイスをいただいたからです。
先生曰く、
「筋肉を回復するためには、しっかりと睡眠をとってください。寝ているときに成長ホルモンが出たり、自律神経のバランスを整えたりしていますからね」と言うアドバイスでした。
この言葉を聞いて、ハッとさせられました。たしかに、一流選手は睡眠についてしっかりとした知識を持たれていますし、実行されているからです。
私は、本業で交代勤務をやっているため睡眠が規則正しくとれていません。そのため、睡眠不足となり頭痛やイライラすることが多々ありました。
そんな、どうしたら良い睡眠がとれるだろうかと考えたとき、本書と出会ったのです。
本書を読んで気づいたこととして、以下の3つが挙げられます。
🔷気づき1
入眠して最初におとずれるノムレム睡眠の90分が、最重要であるということ。この90分の睡眠には、3つのメリットがあることがわかりました。
1.自律神経を整える
2.成長ホルモンを分泌する
3.脳のコンディションを良くする
さらに、睡眠には次の5つの重要な働きがあるわけです。
◼️睡眠の大きな5つのミッション
1.脳と体に休息を与える
2.記憶を整理して定着させる
3.ホルモンバランスの調整
4.免疫力の向上
5.脳の老廃物をとる
たしかに、鍼灸院の先生が言われていた通りのことが書かれていたので驚きでした。
🔷気づき2
2つ目の気づきは、前述した最初の90分の睡眠を確保するためには、「体温」と「脳」のスイッチがカギを握っているということです。
この体温スイッチを入れやすくするための方法が、就寝90分前の入浴。体の内部体温(深部体温)と皮膚体温の差を2度以下に縮めることで、入眠しやすくなることが書かれていました。
また、脳のスイッチを切って入眠モードになるためには、暗く落ち着いた部屋にすることと、脳の興奮状態を抑えることが重要だということです。
そのため、スマホの操作を寝る前に行うのはNG。ブルーライトよりもスマホの操作で脳を使うことが睡眠を阻害することになるからです。。
このことを知り今までやっていた行為は、睡眠を邪魔をしていたのだと 反省させられました。
🔷気づき3
3つ目の気づきとして、食事で噛むことが睡眠、行動パターンに大きく影響するということです。噛むことで記憶力が、アップすると以前聞いたことはありましたが、理にかなっていたことになるわけですね。
これら3つの気づきから、ランニングだけではなく仕事や食事も睡眠があってからこそ効果が上がることを再確認しました。
長くなってしまいましたが、最後に本書を読んで今後実行していきたいこと。
・本業が交代勤務で睡眠時間の確保が難しいので、最低6時間は睡眠を取るようにします。
•噛むことが睡眠の質に関係することがわかりましたので、食事で良く噛んで食べるように心がけます。
睡眠について学んだことを今後の生活に取り入れていきたいと思います。